先生の評価がでてきたので、振り返ってみた
支援級(情緒)在籍の小4次男すーの成長を振り返っています。
年度の初めで、色々書く書類があって、以前の書類を見直す機会があったので振り返ってみました。
振り返ると、成長したなーと感じました。
一年生担任に書いてもらったメモ。
初めての相談前にお願いしたものです。
- 集中が続かず立ち歩きがある
- 思い通りにならないときに、感情のコントロールが難しい
- 気に入った作業には集中して、途中でやめるといった切り替えが難しい
- お友達に手が出ることがある
また、通級指導教室の先生が書いた書類には
- 書字に困難が見られる
- コミュニケーションの困難さから、友達とトラブルを起こしやすい
- 苦手なことから、自己肯定感が低い
- こだわりがある
などなど。
今と変わりないなぁ、というところと、成長したなー!というところがあります!
まず変わらないところ。
切り替えが苦手
こだわり
実は支援を受けるまで、この2つの意味がよくわかってなかったんですよね。
でも、小学生になって、時間に合わせて行動したり、時間割に合わせて勉強したり。
要は自分の興味や気分を抑え込まないと、集団生活って過ごせないんですよね。
おそらく殆どの人が、学校入学から徐々に慣れていって、うまく慣れていくものです。
私もそうでした。
でも、すーはそれがとてもとても苦痛なタイプのようです。
やりたくもないものを、やらなくてはならない。
楽しくやってることを、途中でやめなくてはならない。
という苦痛。
自由にしている家の中だけでは、分からなかったです。
みんなも大なり小なり、そういうのあるでしょ?
成長段階なんじゃないの?
というのが、なんも知らなかった私達の考えでした。
確かにそういう子もいるけど、理解して適切な支援をしてあげないと、すーは本当に辛かったと思います。
言えばできるもんじゃない。
少しのクールダウンで大分ちがうって、今なら分かりますが、何もわからない大人がずーっと力で押さえつけていたとしたら…。
ちょっと怖いです。
こだわり、は新しい環境が苦手であったり、人に意見を合わせるのが苦手であったりするところかな?と思います。
要は、自分のやり方を変えなくてはならない、譲らなくてはならない、というところです。
これも家庭という小さなところでは気づきにくかったです。
末っ子のすーには私達親が譲りまくりだったし、すー第一だったので😅
2つとも変わらないですが、今では辛くなれば支援級でクールダウンさせてもらえること、なによりそれを先生が理解してくれることが、すーの安心感になっています。
おかげで、休めば元気になる、また出来るようになる、と自分で理解できてきて、自分で「今疲れてて出来ない」「頭痛いから休みたい」と言えるようになってきてます。
以前、それは甘えなのでは?ワガママでは?調子乗ってサボらない?って心配しましたが、別にダラダラ休みぐせがつくこともありませんでした。
ある意味、根は真面目で頑張り屋なのかもしれませんね。
変わったところは、
友達とのトラブルと自己肯定感です。
これは気持ちの余裕、私は充電(パワー)状態の良さと表現しますが、パワーの無いときのすーは結構邪悪(?)で、わざと人が嫌がるようなことをしたり、言ったりしてました。
親としては、これは本当に辛い。
一年生の時は、上級生にちょっかい出してはクレームが来ていたそうです…。
同級生ともトラブルはありましたが、上級生からのクレームの方が多かった(担任談)ようです。
支援を受けるようになり、環境変化の過渡期は彼も辛そうでしたが、最近は友達とのトラブルも聞かなくなり、自己肯定感が低い発言も聞かなくなりました。
何なら逆に、自分天才!自分可愛い!と言うほどに。
親としてはこれくらいがありがたいです。
小さな子供が、自分に対してマイナス発言するのはなかなか見てて辛いです。
以前は他の子と比べて出来てない、頑張ってない、やってない。
ばかり目について、キツイあたりをしていました。
今はすーの中で、できてる!頑張ってる!という目で見られるようになり、私達も変わったなぁと思います。
久しぶりに見たプリントから2年半、すーも私達も頑張ってるな、と自己満足しております😁