出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

支援級(情緒)、通常級、運動会って違うの?

支援級に移って初めての運動会です。

去年は残暑の暑さに負けて、徒競走は一歩も動けず、団体競技も動きが鈍く、見ている方も結構辛かったです。

徒競走では、スタートラインに立ったものの、走り出せず、先生に走るよう引っ張られても走れず、周りの保護者さんの

「なに、あの子?」

って心ない呟きに辛い思いをしました。

親がすぐそばにいるとは、知らずにね…。

夫はそういうのに慣れてないらしく、後で怒ってました(傷ついたんでしょう)。

でも、夫こそ、こういうタイプの子供にはひどく差別的な視点と発言をするタイプだったんです。

支援級のことを、『変な子が行くクラス』と言っており、『ちゃんとしないと変な子クラスにいれちゃうよ!』と脅し文句に使っていたくらいです。

(ごめんなさい、そのまま表記します)

まさか自分が当事者になるとは思わなかったでしょうね。

そして、当事者になると手のひら返しです。

人間なんてこんなものでしょうか??

さて、話を戻して。

今年は支援級での運動会となります。

また、コロナの影響でいつもは9月のところ、11月で、しかも午前中だけという、暑さに弱いすーにはプラス要素だらけの年となりました。

3年生が踊るソーラン節も毎日家で楽しそうに練習しており、なんだか大丈夫そう。

先生から事前に、もし突然競技に参加できなくなったら、どうするか?の相談や、代役の子が走ることの了承など、細かい連絡をいただきました。

先生のタイプにもよるでしょうが、すーの担任はかなりきめ細かいと思います。

もし、去年みたいに突然走れなくなってしまい、周りから嫌なことを言われたら、すーが辛いだろう、でも勝手に代役の子に走らせたら、それはそれですーが傷つくだろう。

ということで、事前に私達・すー本人に相談と了承をとってくれます。

今年は薬も飲んでいるので、練習のある日も落ち着いていたそうです。

小児科の先生が

「こういう子は、運動会はかなりきついイベント」

とおっしゃっていましたが、頑張っていました。

しかし、直前数日になって、やはり不安定になってしまいました…。

お友達に手が出たり、疑って悪口言ったり…。

前日になって、

「どうしよう、僕ソーラン全部覚えてない」

と、ネガティブ発言。

さすがに私達も不安になりました。

3年からはリレーなので、余計心配でした。

しかーし!

無事問題なくやり遂げました!

本人も満足そうで、本当に良かったです。

支援級とはいえ、席は交流級の子と一緒。

入場、退場、参加競技、内容、全部一緒です。

ただ、支援級の先生が近くで見守っていてくれていて、声かけしてくれたり、はっぴの着替えの補助(というか見守り)してくれたり。

去年だったら、

大丈夫かなあ~と心配になるところ、代わりに近くで補助と見守りをしてくれ、今年は調子がよかったので、みんなと全く同じように過ごすことができました。

やっぱりなにより、何かあったときの保険があるのは、本人にも親にもありがたいものでした。