ついに株に手を出す
すごい倹約家のくせに、勢いで投資を始めた頃を振り返っています。
元本保証の定期預金にした興味がなかった私が、
・外貨預金
・純金積み立て
を始めました。
そして
ついに株に手を出します。
きっかけは、よくテレビで紹介されてた株主優待制度です。
なんか色々届くの楽しそう、とスタート。
流行りのNISA口座を開きました。
この頃は、放置することが出来ず、優待貰って、一万くらいプラスになったらすぐ売ってしまいました。
なので、トミカは一台しか貰えなかったのです。
利益の大きさも、定期預金と全然違うので、驚いてすぐ売ってしまった感じです。
利益の大きさがあるということ=損益もそれくらいある
ということが肌身に染みるのは、もう少しあとの話です。
ただ、
やってみないと分からない。
というのは本当で、色々と勉強になりました。
その後、知ったのが「配当」です。
なーんも分からないまま、株を買ってみたら、たまにお金が入ってくるんです。
なんだ?これは。
と思って見てみると、「配当」というやつで、年に1、2回会社から入ってくることが分かりました。
しかも、定期預金の利息よりずっと高い!!
そこで、あまり調べもせずに、安く買える高配当株に手を出し始めます。
恐ろしいことですが、配当率ばかり見て、その後の成長や安定、業種の分散など考えていませんでした。
それが今も足を引っ張っています。
勢いも大切ですが、勉強して守る力も大切です。
私はNISA口座で株を始めたことで、
・利益にかかる税金ハンパない
・経済に興味が湧いた
・収入を得るにはこんな方法があったのか…
・実際の利益、損益はかなりびくびくする
などなど、理解が深まりました。
とは言え、買い進めると、やや麻痺してきます。
勉強もしないくせに、ただギャンブルを楽しんでいる感覚だったのでは?と、今考えると恐ろしいです。
今まで、「元本保証命!」だったのに、ちょっと利益が出ると、たがが外れてしまいます。
少額で始めてみて、勉強しながら、上がり下がりに慣れていくのはすごく大切だと思います。
ついついマイナス(現実)から目を背けてしまう弱さも知りました。
ところが、当時の私はそんなこと気づかずに、新しいことを始めてしまうのです…。
これから始める方は、こんな勢いだけで進めちゃダメですよ!
勉強ばかりで行動しないのも良くないですが、行動だけで勉強しないのも良くないです。
頑張って稼いだお金ですものね。
続く