初の発達相談
予約を入れて約半年…ついに相談の日がやって来ます。
実はこの日を迎えるに当たり、語らなくてはならないのは、夫。
すーの父親の反応です。
保育園から初めて発達障害児向けのチラシを見たときも、何か気になることがあって、私が少し不安を吐露したときも。
彼は
「子供なんてそんなものでしょ?心配しすぎ」
と。
なんなら、心配する私がすーを信じてない、見守れてないと不信感を持たれたり、不機嫌になるので、相談をすることは出来ませんでした。
夫婦関係も20年弱ですから、お互いを思いやるとか、本気で向き合うとか、ちょっと欠けてる頃でしたね。
私も彼の圧に立ち向かえるほどの知識もなく、そう言われて言い返すことが出来ませんでした。
本来なら夫婦で行くのがベストでしたが、勝手に予約して、誘いもせずに勝手に行くことにしました。
全てを内緒にするのも怒られると思ったので、軽い感じで、相談に行ってくるね~と伝えました。
そして困ったのが、すーへの説明です。
もう小学生ですから、色々聞いてくるわけです。
何て説明して連れていこうか…。
取り敢えず、
ママがお勉強したいから付き合って
ってお願いしてついてきて貰いました。
違和感を感じて半年。
私はこれで白黒ついて、全ての道が開けると思っていました。
どうしてなのか?どうすべきなのか?どうなるのか?
全て教えて貰えると思っていました。
だから、その結果を夫に伝えれば納得して理解して貰えるだろうと思っていたのです。
半年待ったことで期待値も上がっていたのでしょう。
結果、筋道は何も立ちませんでした。
今考えれば、一時間母親から話聞いて全てが解決するわけ無いですよね(笑)
私達がセンターに行くと、担当の方が二人来てくれて、一人はすーと。一人は私と別室で話をすることになりました。
生まれてからの生育歴、保育園での過ごし方、小学校に入っての違和感、担任から聞いた話、困り感を話しました。
この日のために担任の先生は、学校での様子を紙に簡単にまとめてくれました。
・集中が続かないこと
・一度すごい癇癪を起こしてビックリしたこと
・好きなことは別の授業が始まってもやめられないこと
等が、書かれていました。
さて、お察しかもしれませんが、これだけのボリューム、話したら一時間なんて終わっちゃうんですよね。
発達障害とかって話も出ずに、困り感の対処、アイデアなどを教えていただきました。
・席は先生の一番近くの前にして、指示を再確認できるようにしてもらう
・見通しを伝えて不安感を減らす
・指示はなるべく短く少なく
・宿題の量は様子で調整
など。
この他アドバイスとして、
学校の準備とかは、放っておいていつか出来るものでは無いので、実は宿題より大事です。出来るようにさせてあげてください。
環境調整が大切で、これで過ごしやすくなることもあります。
病院の先生の中には、まず薬を勧めてくる先生もいるから気を付けて欲しい。
と言われました。
そして次回の予約。
2ヶ月後だったと思います。
確かに為になるお話だったし、行って良かったなと思うのですが、
いけば全てが解決する!と思っていた私には拍子抜けでした。
で?
で?で?
結局何すればいいの?
って。
モヤモヤもありましたが、今までの違和感がすーがわざとやってる訳ではない、やる気が無いわけでも、ふざけてるわけではない。
それが難しい特性なのだ。
と客観的なアドバイスを貰って、
大変なのに実はすごく頑張っているんだ
って府に落ちて、すーへの見方や気持ちが変わりました。
やっぱりそれまでは、言っても言っても言っても言ってもやらないし、イライラしますよ!
でも実は頑張っているんだなーと思ったら、前よりイライラしなくなりました。
疲れるからイライラゼロにはさすがになりませんが。
そして、この相談に行ったことで、更に道が開けるようになります。
それはまた次回。