お片付けができなかった私とすー
汚部屋改善中に感じたことなどをまとめています。
すーの発達特性を見つめたり、考えてるうちに、自分の特性(苦手、得意など)を考えるようになり、やりやすい方法や道具なども考えるようになりました。
お片付けができずに、やみくもに広い部屋に引っ越したい!収納力抜群の部屋に住みたいと思っていた頃。
自分は、自宅を人様にお見せできないダメ人間だ、と思っていました。
家庭訪問の度に半泣きで、その場所だけをなんとかする。
急遽自由な時間ができても、友人に「じゃあ、うちに寄っていきなよ!」って言えない。
イライラです。
頭の中はごちゃごちゃです。
自己否定ばかりです。
その後、こんまり先生、断捨離、ミニマリストとの出会いで、ものを少なくしてみました。
物を大量に減らしてみた結果、こんなことに気付きました。
私は物の管理が苦手
とにかく面倒くさがり
まとめてやった方が、合理的、かつ、お得だと考えている
メリットまたはやむを得ない事情がないと動けない
経験とスキルがない
なんか私こそが特性持ちではないか、という感じです。
でも、常に必要最小限を心がけると、苦手だった物の置場所を決めて戻すことも楽になりました。
ものが多いと、戻しづらいし、戻せないことも多かったです。
私は減らせば管理できるタイプと分かりました。
管理が苦手で面倒くさがりなら、物は厳選した方が絶対楽!
でも、すーは最小限にしちゃうと紛失や忘れ物で困るので、ストックは多目に準備してます。
この辺は人のタイプによりますね。
二つ目の苦手…部屋が汚れても体がとにかくうごかない…。スタートが切れないんです。
すーの宿題と一緒です(笑)。
すーは集中力が続かず、短い時間に区切って、ごほうびのゲームで気持ちチャージ→宿題、を何回も繰り返します。
私も真似してみました。
一気にやろうと思うと気がつかれちゃうので、終わらなくてもエネルギーに余裕がある時ちょこっと動いて、疲れたらやめる。
終わらないけど、区切ると小さくてもゴールが見え「これくらいなら頑張れる」と気が楽になるんです。
すーも同じ気持ちかもしれませんね。
見通しですね。
頑張れば終わると自分で見通せると、大人の私も楽。
合理的、メリット重視、面倒くさがりですけど、まあこれくらいならやるか、と動き始めると、まあまあ動けます。
汚部屋の片付けは巨大な車を動かすみたいに排気量が必要なので、メリットやごほうびを欲しますが、物を減らして、1作業も減らすと、原付並みに気軽になります。
そして何より、経験とスキルがないこと。
私は子供時代、テーブルの上や階段は常に物置場状態という家で育ちました。
汚部屋までではないにしても、収納された部屋を経験していないし、スキルを身に付けることができませんでした。
すーもそうだなぁ。
多分定型の子なら、一方的な授業でも理解できるけど、すータイプの子供は、勉強するのに別のスキルが必要なのでは?と感じています。
先程の細かく区切るもそうですが、スモールステップ、漢字の覚え方、音読時にスラッシュを入れたり、拡大したり、定規を当てながら飛ばないようにするとか。
この種のスキルは放置すると、小さな出来ないが大きな出来ないに繋がってしまう…。
片付けも、物の手放した方、選び方、収納、スキルですよね。
ないと汚部屋が待ち構えてます。
でも知らないだけで、出来ない訳じゃない。
今できなくても諦めなくていい。
悲観しなくていい。
自分にあったやり方を見つけると楽になる。
片付けのまとめなのか、すーへの思いなのか、ゴッチャでしたが、彼を理解しようとしたら、自分への理解が深まりました。
それが特に、大の苦手だった片付けの今の以前を考えてみたら、すーへの理解も深まったというお話でした。