出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

父親は子供の発達特性を受け入れられるのか?~初めての面談~

支援級(情緒)に在籍する小3次男、すーの成長を振り返っています。

小学校に入ってから、違和感を感じ始めた私。

お友達へのちょっかい(他害)、授業を聞いていられない、時間通りに動けないなどなど。

そしてついに支援センターへ相談。

それをきっかけに、学校内にある通級指導教室に通えることになったのですが、その前に私達夫婦共々面談を受けることに…。

すーの行動は全て幼さゆえ、先生の評価の片寄りと考える夫を連れての面談です。

それまで家で話し合いもしてこなかった私達にとっては、初めての

すーのことをどう考えているか?

すーの今後をどうかんがえるのか?

を初めて言葉にする日がやってきたのです。

私は本当は二人で相談しあいながら進めたいけど、何を言っても「子供なんてそんなもんでしょ?」「なんでちゃんと信じてあげないの?」と私の考えや行動は否定されていました。

また、かなり口調が厳しいタイプで、やはり小学校に入って宿題できないとか、わがままに見える行動には、厳しくそして否定的な言葉を投げつけるので、それを聞くのも私は限界でした。

言い方に気を付けて欲しいと言っても、それが子供のためだから、しつけだからと言われて私も否定され、夫への不信感マックスでした。

なので、この面談の頃は正直仮面夫婦だったな…と思います。

さて、夕方、私達夫婦と👨通級の先生、👩担任の先生が集まりました。

👨通級の先生が早速ぶっこみます。

👨「すーくんの学校での様子を見させてもらっていて、やはり何らかの発達の問題はあるかな、と感じるんですよ」

とおもむろに紙を取り出す。

どうやら、先生のすーに対する所感らしい。

👨「まあ、本来なら病院で診断をつけないと、なんともわからないんですがね。恐らくASD自閉症スペクトラム。ちょっとこだわりが強いとか、それが崩れるのをすごい嫌がったりします。あと、ADHD といって、落ち着きがなかったり、衝動的だったり。」

ここまで来て、私と担任はビックリ。

理解を示していない夫には、まずはゆっくり説明していく面談にしましょうと話していたのですが、当然の固有名詞!!

まさにぶっこみです😃💦

何ら問題がないと信じてきた夫は、教育者から突然障害名を告げられたのです。

その後、特性について、通級指導教室についての説明を受けました。

私は支援センターで相談にも行って来たので、

すーが悪いんじゃない、まずはすーに合う環境が必要ということが、なんとなく入ってきていたけど、恐らく夫は衝撃だったと思います。

担任の先生からも、学校での様子とか、個別の時間はすーにとっていい時間になるだろうというお話をいただきました。

あいまあいまに、私は先生たちと会話してますが(いつものことなので)、夫は終始無言。

先生たちと目も合わせません。

うつむいたまま、あいづちもなく、質問もなく、無言。

こわっ。

怖すぎです。

こういう威圧的なところがホント苦手なんです。

でも、だからこそ、専門家を交えてのこの話し合いは必要でした。

👩担任の先生「お父様は、今のお話聞いてどうお感じになりました?」

おぉっ!!

担任の先生もぶっこんだ!!

無言を貫くのか?何か話すのか!?!?

夫は長い沈黙のあと、口を開きました。

👨夫「正直、今そんな話をされても理解できない、というのが本当のところです。家では別に普通だし。ちょっとワンパクとか元気とか、まだ一年生だしそんな程度だと思ってますし。」

👨通級の先生「そうですよね。昔からクラスに一人くらい問題児みたいな子はいて、それが普通でしたもんね。」

その後、通級はあまり学業に影響のない時間を選んで週二時間だけ取り出しで行うこと。

個別の時間を持つことの大切さ…何に困っているのか?その補充、疲れていればリラックス、やりたいことがあれば頑張ったご褒美にやれるなど、説明してもらいました。

夫もすーが嫌がらなければ、別に反対はしないというところまで持っていけました!!

今振り替えると、妻が何言っても無駄なんだなぁ、と。

専門家を交えてとか、なんか客観的判断があって、冷静な状態で、さらに自分の考えを口に出させることが大切です。

(夫婦だけだと、この手の話し合いは冷静に進めるのは難しいです。時間も曖昧だし。)

聞いてるだけでは弱いです。

夫が話したことはちょっとでしたが、これをきっかけにすーの発達特性に向き合うことができるようになったと思います。

私が違和感を感じ相談・行動したことに続き、二つ目の山、夫の理解がスタートしました!

通級は進歩ですが、山ではなかったです。

環境も恵まれていましたし✨