出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

一般社会は【ちょっと変わってる】に敏感、というお話

発達特性持ちの小4次男すーとは、ちょっとそれたお話です。

正直、すーと出会うまで私もこういうタイプの子がいるんだ!って全く分かっていませんでした。

自閉症とか、発達障害とか。

単語は聞いたことあっても、理解は全くありませんでした。

そんな私がすーを育てて9年。

以前よりかは、【人の特性やタイプ】は様々ということが理解できてきたかなぁ?という感じ。

まぁ、ゼロが1になった感じです。

この9年で、周りから変わり者、と言われてる人でも、

・この作業が苦手なタイプなのかな?

・衝動的な発想に陥りやすいタイプなのかな?

・ちょっと敏感なのかな?

など、一歩引いて考えるようになりました。

特に苦手が多い人に対しては、以前は否定や拒否が多かったのが、そういう感覚が少なくなって来ているようです。

こういう仕組みがあればうまくいくのに、

こういうマニュアルがあれば、

こういう業務のほうが向いているのでは?

ちょっと偉そうですが、分析するようになってきました。

私はすーが基準なので、まずは受け入れる→方法を考えて、スモールステップという、思考の癖がついてようです。

人に対して寛容になってきたのは、とてもいい事なのですが、

人が人に対する【不寛容】【拒絶】【否定】が、本当に辛く感じるようになってしまったのです。

前から、苦手な感情ではあったのですが、他人から他人への負の感情も我が事のように感じるようになってしまいました。

良くないですよね…😥

職場のとある人が

「あいつ変わってるから」

と切って捨てるように呟いたんですよね。

からしてみれば、そう言われた人は至って普通だし、ちょっと頑固で口数が少ない程度。

それだけで、変わってるって言われるのか…。

すーならなんて言われるんだろう…?

とグサリと刺されたように感じました。

仕事関係ですから、見る目が厳しくなるのも分かりますが、一般社会はこうも敏感に【変わり者】を感じ取り、レッテルを貼るのか…と悲しくなりました。

その度、この人は他人にレッテルを貼れるほど上の人間なのか…とも思うのですが、でもきっとこれが一般的な考えで、すーと私の方が少数派なのでしょうね。