保育園のおたよりに、発達障害児向けのチラシが…
現在小3支援級男子のすー、保育園篇佳境です(笑)
年長になってからだったと思うのですが、保育園のおたよりに、発達障害児向けのチラシが入っていました。
覚えてないですが、児童発達支援施設のものだったと思います。
小学校入学まで気付かなかったといっている私ですが、年長時に2つあれ?っと思ったことがありました。
一つがこのチラシ
もう一つが就学児検診時の呼び出しです。
保育園の連絡帳に色々なチラシが入っていることはよくあること。
このチラシも、単にその一つだったのかもしれません。
でも、当時の私は動揺しました。
友達とのトラブルや、機嫌の悪さなどがあり、お迎えの度に先生から様子を聞いたり、すーから話を聞いていました。
すーは言葉が遅く、早生まれということもあり、言葉で正確に物事を伝えるのはなかなか難しかったと思います。
当時のすーは、
みんなには見えないゾンビの友達がいる、と言ってました。
また、機嫌が悪いこと、癇癪については、
自分の中に《悪すー》がいて、ときどき自分の体をのっとる。
となんだか空想めいた例えばなしをよくしていました。
よく帰りの車で、
悪すーが出てこないようにするには?
とか、
どうすれば悪すーをやっつけられるのか
なーんて話をしていました。
仮面ライダーファンでもあったので、
負けないように強くなる!
と言っていました。
当時は空手も頑張っていましたし。
また、発表会の練習、本番など大事なときにふざけちゃう傾向があると聞かされていました。
単に、ウケ狙いのひょうきんな男の子なのかなーと思っていましたが、このチラシを見て、
あれ?すーってそうなの?
と初めて思いました。
上の二人は、園が違うとはいえこんなチラシ貰ったことなかったよね?
もしかして先生からの無言のメッセージ?
とモヤモヤして、初めて
とか調べ始めました。
調べても調べても、当然結果は分かりません。
典型的と言われる、目が合わないとか、ものを並べるとか、こだわりとかないし。
(当時は「こだわり」の意味するところが分かってませんでした。今ならわかります。こだわり、あります。)
正直、違うだろうという期待が強く、一歩踏み出せなかったのは否めません。
ただ、少人数の保育園で、授業もない、時間的制約もゆるい環境。
早生まれの小さな男の子。
まだ困り感が感じられなかった園児時代に、踏み出せなかったのは仕方ないと今でも感じてます。
だって、この特性、誰も困らなければホント個性。
誰かが困ったら障害だから。
今でも、家ではさほど困り感はなく、集団の中でのすーを見ている学校の先生が一番課題が見えていると思います。
ダンナにも言いましたが、一蹴。
入学後、相談や通級に通うにあたっての一番の山になったのが、夫の理解、というくらいですから、この時期は尚更でした。
この時相談とか、検査、診察とかして支援級行ってたら違ったのかな…。
確かに早くから支援級に行っていれば、とは思いますが、こんな曖昧な感じで相談は難しかったでしょう。
何に困ってますか?
と聞かれても、困ってなかったし。
もし、wiscみたいな凸凹を測る検査を受けていたら何か浮き彫りになったのかな…。
無理とは分かっていても、入学前に検査や園のスクールカウンセラーみたいな人がいて、なんらかの第三者的判断があって、支援級要検討って言ってくれてればなぁ。
私別に、通常級じゃなきゃ嫌派じゃなかったし。単なる無知だったから。
(つづく)