出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

初めての支援級参観!

今年度、三年生から支援級に転籍したすー。

ところがコロナの影響で、授業参観は実施されないまま10月を迎えていました。

先生とは何度も話したり、連絡帳でのやりとりをしているので、なにか問題があれば把握できますが、実際の日常を見たい、と常々思っていました。

しかも、今回は一時間だけでなく、好きな授業が見られるスタイル!

支援級での授業と、交流級での授業、両方見られるのです!

これはオイシイ。

まず、通常級に在籍していた2年間の授業参観を振り返ります。

  • 入学直後、午後の授業で熟睡
  • ノートは一切とらない
  • 私を見つけて興奮し、立ち歩きはしなかったものの、ずっと隣に立つ私に甘えてくる
  • ただ、椅子に座ることや教室にいることが目標になっているように見えた
  • (授業に参加しているようには見えなかった)

多少は覚悟していったんですが、まさに修行。

他のお母さんたちの視線もそうなんですが、一番ショックだったのは、

この時間は無駄なのでは?

ということ。

言葉のわからない外国の学校に、事前学習もなく放り込まれたような…

大人の会議に子供が参加して、ただ席についてなくちゃダメだという、約束だけをはたしているような…

こんな時間を1日、5~6時間過ごしているのか…と思ったのです。

そして、初めての支援級授業参観!

同じ学年の子と二人での算数でした。

まずビックリしたのが、

授業受けてる!

でした。

先生と目が合うし、

どこをやっているか先生が逐一教科書を指差してくれたり、

二人だから当たり前なんだけど、会話が生まれ、発言してる!

とにかく初めて授業を受けてる姿を見たような気がします。

家でも、宿題したり、勉強もしますが、やはり違いますね。

しっかり勉強の時間と理解して集中していました。

もちろん、連絡帳から、日によってムラがあることも知っていますし、授業参観で張り切っていることも知っていますが、

このコミュニケーションとりながら、理解していることが端から見ても分かる授業は初めてだったので、やはり衝撃でした。

あと、なんといっても静かです。

20人と少な目のクラスですが、それでもおしゃべりや物音でにぎやかです。

これは確かに気が散るし、疲れるな、と思いました。 

いやー、良かった。

と、次は交流級での授業のため移動です。

教室に入ると、さっき二人が勉強した内容が黒板に書いてありました。

全く同じところを、同じように進めているようです。

(教科書おなじだから、そりゃそうだ)

時には、少人数だから支援級の子達の方が先に進んでいることもあるそうです。

自立という、みんなにはない授業があるのですが、勉強がおくれることはないようです。

さあ、交流級での授業です。

二人の近くには支援の先生がつき、何かあればフォローしてくれます。

今回はフォローする場面は必要なかったようです。

こちらでは、相変わらず挙手・発言なし。

でも、途中隣の子とカルタをして、やってることは理解してたことが確認できました。

ただ、カルタで特性発動…。

どうしても負けたくなくて、譲ることができない。

ケンカにならないかとハラハラしましたが、なんとかセーフ。

こんなとき行きすぎてたら、支援の先生がフォローしてくれたのでしょう。

ギリギリ白熱して面白かった、で終えることができました。

以上、支援級と交流級の様子でした。

どちらも楽しそうで、今はこれがベストかな、と思えました。

学校によっては、支援級の子が交流級になじめないとか、疎外感というのもあるようですが、この学校は自然に行ったり来たりができてるような気がします。

支援級(情緒)の様子が知りたいかたの参考になると嬉しいです!