出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

すー、歯医者遍歴

小3支援級(情緒)在籍、次男すーの成長を振り返っています。

今日、歯医者の定期検診だったんですが、この一年で本当に楽になった!成長を感じたので、覚えているうちに、まとめておこうと思います。

なんかまだよく分からん期

すーは2才から今の歯医者にかかっています。

私がすーを出産して長期で通うことになりそうで、託児のある歯医者を探したことがきっかけです。

最初は自分のためでしたが、予防歯科のため小さいうちから定期的な検診が必要!と納得し、3人まとめて通い始めるようになりました。

小さい頃はまだみんなと同じような感じでした。

作業も虫歯チェックと歯磨き程度で、さほど暴れたり抵抗感も無かったように感じます。

小さい頃から歯医者へ!と謳ってるだけあり、小さい子も多く、皆さん優しく扱いになれていて、安心して通うようになりました。

イヤイヤ、大暴れ期

4~5才頃から、できていたことを嫌がるようになりました。

まずは、「歯医者行くの聞いてない!」と行き渋り。

椅子に座り渋り、横になり渋り。

口開け渋り。

器材・薬剤口に入れ渋り。

器材勝手にいじろうとする。

まあ、全部ですね。

床に寝転んだり。

治療台に反対に寝転ぶ。

顔を下に向け寝転ぶ。

寝てられなくて起きちゃう。

口閉じちゃう。

ひどいと暴れる。

もー進まなくて、毎回ヘトヘトでした。

ご褒美は必ず用意。

それでもダメなときは、諦めて途中でやめて帰ったこともあります。

一番抵抗したのは、器材・薬剤です。

削らないんですよ?

先がクルクルーって回るやつを口に入れられない。

電動音するや「やだ!ムリ!」と拒否。

時々調子いいと受け入れてくれてましたが、電動の機械に対する拒否感は強かったですねー。

「痛くないよー」

と、クルクル回るところを見せてくれたり、ちょっと手に当ててくれたり、お姉ちゃんが受けてるところを見せたり、毎回ちょっとずつ慣れさせてくれました。

どうしてもダメなときは歯磨きとフロスのみという回も多かったですね。

薬剤…多分キレイにするためのやつ。

汚れの色付け。

あとフッ素ですね。

今でもそうですが、味や舌触りはこだわりというか、敏感で、初めて見るものを口の中にいれるのは断固拒否ですね。

幼い、ワケわからん期に使用していたバナナ味のフッ素だけは受け入れてくれていて、長いことうちでも歯医者でもバナナ味オンリーでした。

その後、ブドウ味も受け入れるようになり、色付けはまあなんとかできるようになりました。

でも、伝家の宝刀バナナ味は、小さい子向け…。

小学生になる頃には、そろそろ濃度をあげた方がいいということになります。

成長期~現在

歯医者へ連れていくのが、本当に苦痛だったんですが、小学校上がってからですかね。

調子がいいときがたまにあるんですよ。

「あれ!今日はすんなり口開けられたね」(それだけだけど)

とか、

「ちゃんと指示通りゴロンできたね!」(まぁ問題はあるけど)

みたいなのがちょっとずつ増えてきたり、ちゃんと受けられる時間が長くなってきたな、と感じるようになりました。

そしてやっとクルクルをクリア!!

これは大きかった!!

一年生か二年生だったかなぁ?

「もうお兄ちゃんだね!」

と言われることもあり、自分でもやるぞ!という気持ちになったらしいのです。

勇気を出してクルクルを口に入れられました!

今日は薬剤付けてクルクルされてて、本当にここまで来るの長かったなぁと感慨深いです。

フッ素もバナナはもう赤ちゃん用だから、と少しずつ別の味も受け入れられるようになりました。

歯磨き粉もダメだったんですが、いくつか味見させてもらって自分で決めたやつは使えるようになりました。

ここ2回は「あれ?今までで一番じゃない?」というくらい調子がよかったです。

隣で受けてる年下の子より、まだまだ落ち着きなく、言うことも素直に聞かないですが、この成長はホントにすごいです。

親でもイライラするのに、いつも寛大に対応してもらえてるからこそこれだけ長く、定期的に通えているのだと感謝です。

すーみたいに敏感でこだわり有の子は、歯医者は本人も苦痛なんです。

その上、怒られたり拒否されたら、断固拒否×2になってしまいます。

長期戦ですが、是非歯医者と保護者のタッグで通えるようにしてあげてほしいです。