出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

関係者会議

小3支援級(情緒)に在籍する、次男すーの成長の記録です。

今回は記録の代わりに書き留めていきます。

すー受給者証更新に当たり、関係者会議が開かれました。

https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/news/detail/jyukyushasho/

こんなことも行われていたなんて、今まで全く知りませんでしたた

この世は同じ空間に全く違う世界・社会が混在しているのだなあ。

だって同じ小学校ですらそうなのだから。

私が知ってること、触れて経験してることってごく僅かなんだな、と子供と関係ないのと感じてしまいました。

さて。

関係者会議(正式名称なの知らんけど)とは?

支援員の方が調整して、

  • 学校の担任
  • 放課後デイサービス担当者(うちは2箇所なので2名)
  • 支援員
  • 保護者(私達2名)

の6名で行われました。

実は支援級にするか、検討された去年は校長先生まで加わってくださいました。今年からは担任の先生だけで。

それぞれの場面で見せる顔や態度が違うので、それぞれの様子を報告しあい、

  • 成長しているところ
  • 課題点
  • 今後の方針

などすり合わせていきます。

正直、家以外でのすーを見ることはあまりないし、先生やデイの方とちょこちょこ話はするけど、夫婦揃って話を聞くことは殆どないので、とても有難い機会です。

すーは3年から支援級になり、成長もありますが本当に落ち着いています。

コンサータ服薬も、本人が納得しており、上手に使えていると思います。

言われなくても、毎日の生活上のルーティンをこなせるようになって来ていて、一つ一つ追い立てながらやらないといけなかった去年とは大幅に変化しました。

ただ、集団の中で生きていくにはまだ課題も多く。

通常級にもどり、高校受験を目指すという目標はまだ先がボンヤリしています。

  • 集中力が続かない(集団授業が受けられるか?)
  • 書ける文字数が少ない(ノート、テストをどうクリアするか?)
  • 準備、片付けなどの生活面がマイペース(時間に始められない、終われない→次のカリキュラムに影響)
  • 困ったときの対応(自分から助けを求める、困っていることの説明)

この辺が課題でした。

今回少しスッキリしたのは、支援員さんから

「大人になったら集団で生きる術も必要だから、通常級に戻るためだけじゃなく、できることは身に付けさせてあげましょう」

とアドバイスいただきました。

支援級に入って、親子とも楽になったと思います。

ちょっとした頑張りも認めてもらえるし、すーのペースを尊重してもらえるし。

でも、現状に慣れきっていいのかな?という気持ちもありました。

出来ないこと、やりたくないことを「仕方ないね、そういう特性だから」って全て片付けていいのかな?と。

支援員の方の言う「出来ることはやらそう」というのが、今の私にはストンと落ちたんです。

無理をさせる必要はないけど、伸びシロは伸ばそう!です。

私が勝手に「無理をさせない」を誤解してたみたいです。

ただ甘えさせて、ラクさせるための支援級やデイじゃないんですよね。

特性を理解して貰って、支援が厚い今の内に、

  • どこまで出来るのか?
  • どうすれば出来るのか?
  • どうしても無理なのは何なのか?

この辺理解して、無理のない範囲でちょっと上に引っ張ってあげる心構えが必要だな、と思いました。

さじ加減が難しいのは、大人への課題かな?と。

もう一つの課題が、調子のいいときに出てくるすー。

(切り替えや、落ち着きが素晴らしい)

それが、限定的場面だけでなく、いつでも、誰に対してもできるようになるといい、ということです。

今の所は、その範囲が広がれば良し。

なかなか課題だらけですが、今をキープ、プラスちょっとだけ負荷をかけていく。

その中でまた課題を再度見直す、を繰り返していくことになりそうです。

ともかく、一人の子供のために、たくさんの大人が真剣になってくれて本当にありがたいです!