S-M社会生活能力検査とは?
発達特性アリ、小4支援級(情緒)在籍のすーの日常を綴っています。
先日、療育に関する勉強会に参加し、S-M社会生活能力検査とは?というお話を聞いてきました。
これ、すーが小1で通級に通う前にやった奴だ。
でも、結果は教えてもらえなかったんですよね😣
これは子ども自身ではなく、子供をよく分かっている大人が回答するものです。
このほか、ヴァインランドという検査も紹介してもらいました。
https://www.nichibun.co.jp/kensa/detail/vineland2.html
こちらは問も多く複雑で、対象も0歳から92歳と広いそうです。
今回は子供に身に着けさせたい能力、自立に向けて必要とされる能力についてのお話だったので、中学生までが対象で、問も少な目のS-M社会生活能力検査メインでした。
この検査では
- 身辺自立
- 移動
- 作業
- コミュニケーション
- 集団参加
- 自己統制
以上6項目において、何歳相当か、を出してくれます。
講師いわく、集団参加やコミュニケーションを求めがちだが、身辺自立がまずは大事、とのことでした。
支援学校の選択においてのポイントも、【排泄】【食事】【着替】という身辺自立が大きなポイントだそうです。
また、どの親御さんも最終目標は子供の自立。
できれば就職してほしいし、自分で収入を得てほしいですよね。
そのためには、出勤できる移動の能力、求められたことをこなす作業能力も必要、とのことでした。
以前にもこのお話を聞いたことがあり、我が家でもついつい面倒で、時間もかかるので、親が手を出してしまうこと、やらなくても良しとしてしまっていたことを改めました。
なんなら、宿題やらなくても、こっちはやりな!みたいな考えにシフトチェンジしました。
- 朝の洗面
- 帰宅後のうがい手洗い
- 連絡帳・宿題出す
- 宿題しまう
- 脱いだ服を洗濯へ
- 食べ終わったら食器を流しへ
- ゴミはゴミ箱へ
- 寝る前におもちゃをしまう
当たり前のことなんですが、いまだに声掛けしないと出来ないことも多々あります。
ちなみに、連絡帳は出せるのですが、開いて宿題を確認して、必要なものを取り出すってところまではまだできてないです。
以前は宿題のパワーを残すために、準備とか負担になるものを親がやってあげてたんですが、少しずつ本人にやらす量を増やしていっています!
このシフトチェンジできたことは、大きかったです!
少しずつですが、できるようになってきてますし、本人もゆっくり時間をかけて増やしていってるので、負担が少なくてすみます。
講師いわく、18歳までにこの129項目できるようになると、就職しやすく続きやすいとのことでした。
この129項目、最初は幼児対象から始まり、最後のページは中学生対象なので、年齢によっては出来なくて当たり前なのです。
☓が8個続いたら検査は終了なのだそうです。
後半には、言われなくても計画的に勉強、部屋の掃除、電車の乗り換え、その場にあった服装えらびなどが出てきます。
まだまだ先は長いです…😅
ちなみにすーは9歳ですが、この検査では5歳程度です。
食事の立ち歩きや、言われないと片付けが出来ないところ、クラスでの挙手と発表、文章を書くことあたりが今後の課題です。
時間を気にしたり、時間内に終わらせる見通しが弱いので、難しそうですね。