出来ることだけ

発達凸凹次男と私の成長記録

2回目のWISC-3

現在支援級(情緒)在籍、小4次男のすー。

小1の冬、デイに通わせよう→受給者証が必要→診断書が必要→WISC受けることに。

その時の様子はこちら

https://www.dekirukotodake.com/?p=566

ネットでは今どきWISC-4なんですが、どうかな?と思ったけど、またまた3でした。

通常級に戻るなら、小5がベスト、という話を聞いて、目安の一つにしていました。

担任の先生とも話して、小5で支援級退級なら、秋には判断を、と言われました。

となると、早々に親子共々見極めをしなければなりません。

すー本人は、友達と分かれる時間が嫌なので、通常級に戻りたいという気持ちがあるので、どちらにしても本人もどちらが自分に合うか、必要かという体感が必要だと思いました。

見極め材料の一つのため、今回WISCをお願いしました。

【結果】

  • 凸凹波形、特徴は変わらず
  • 知識の項目が上昇(支援級での個別指導の成果?)
  • 言語項目高め
  • 短期記憶低め
  • 絵画配列苦手→先読みや時間配分苦手

ということが分かりました。

前回受けたときは

👓「ほう、確かに凸凹しとるな」

と、苦手な部分は怠けではなくて、脳の特徴、という理解ができたにとどまりましたが、今回は

👓「ふむ、普段のすーの答え合わせをしてる感じだな。その上で、日常生活にどう活かそう?」

と、余裕が。

通常級に戻るのにハードルとなるのも、この特徴たちをどうフォローして、得意をや好きを活かすか?というところ。

短期記憶が弱いと、指示が残りにくい。

先読みが出来ないと、自ら行動するのが苦手な上、周りを見ても、やらなきゃ!と感じられない、そうです。

担任の先生からも、

🧑「物の管理や、身の回りの整理が課題です」

と言われています。

他にも色々あるんですが、物や時間の管理って仕組み作りや練習で多少は改善されないかな?と思ったのです。

すーは

  • 朝やることリスト
  • 帰ったらやるリスト
  • 寝る前にやるリスト

が壁に貼ってあり、スマホのアラームを利用して、親の声掛けとリストを自分で見て自分で確認して動く、ということをしています。

このリストとアラームのおかげで、いちいち

👦「何やればいいの?」

の質問地獄から脱することが出来たし、本人もスムーズに動けるようになりました。

この経験を拡大させていって、ルーティン化していけばいいんじゃない!?

と期待しています。

進級に伴い、少しレベルアップさせて、

帰宅したらリストが、

うがい、手洗い、連絡帳を出す

↓↓↓

うがい、手洗い、連絡帳、連絡帳みて宿題関連のものすべて出す

にレベルアップさせました。

まだ記憶に頼って、連絡帳開かないし、宿題を全部出せないですが、声掛け続けてます。

学校では、引き出しに宿題忘れちゃうことが多いです。

支援級と交流級行き来して、物が分散するのも、良くないみたいです。

そこで、お手紙とかプリント入れるファイルとは別に宿題ファイルを設定。

【帰る前に引き出し見て!】

のメッセージを書いてみました。

絵があると、中身が見えないからと、本人の希望で透明クリアファイルにしました。

まだ効果は分かりませんが、物を分類する練習にもなればいいな。

身の回りの整理の練習として、家でもリセットを心掛けるようにしました。

やることリストにも、

  • 脱いだ服は洗濯
  • 食器は下げる
  • 宿題はランドセル
  • おもちゃは寝る前までにおもちゃ箱

を追加しました。

一気にまくし立てると混乱して逆効果ですが、慣れた頃にしれっと増やしたり、すーの要求を飲む代わりに増やしたり、ちょっとずつ増やして行ってます。

しかも、超簡単なところから。

スモールステップがやはり大事!

スモールにすれば褒めやすいですしね。

何やっても、「できたね!」。

もし声掛けなしに出来たら、「自分からやったの!?すごい!!」となります。

まぁ、まだまだなんですが。

最近は、床に散乱した宿題を私が見て「あ!」と言うと察知してランドセルに仕舞うようになりましたよ!

(そもそもなんで床に散乱してるんだっ話ですが…)

特性は変わらないけど、工夫することはできる。

工夫すればできるんだって体験してほしい。

そして、最終的には自分で工夫できるようになって欲しい。

というのが今回の感想です。

検査受けたからと言って、通常級に戻る戻らないの答えはすぐ出ないですが、工夫の手助けにはなるかな?

以前話しを聞いた社会能力検査も参考にして、今できることをやろう!と気持ちを新たにしました!