担任と話して…
支援級の担任の先生と話してみて感じたことを紹介します。
すーは、がんばろう!って気持ちはすごく感じられると。
(えっ!?ほんと?って思った(笑))
ただ、長持ちしなくて、すぐ電池が切れちゃう。
電池が切れると、本来の彼の希望や理想とは異なる行動をしてしまう。
ほんとは、勉強頑張りたいけど頑張れない。
ほんとは、友達と仲良くしたいのに、ちょっかい出して、嫌な気持ちにさせちゃう。
みたいな。
うんうん、確かに。
気持ちどおりに体が動いてくれない感じ。
あと、すー自身のペースで物事が進むときは落ち着いてる。
やりたくないのに、やらないと。
やりたいのに、やめないと。
みたいなストレスは、すごく疲れるみたい。
消耗して、やはりイライラしちゃう。
うんうん、これもそう。
だから家では比較的落ち着いてる。
上の二人がもう手がかからず、自由にしたい年頃なので、家では彼のペースはかなり保護されてる。
(そのペースをあえて乱すのが中3の姉なんだけど…)
でも学校は大人が断然少ないし、カリキュラムもスケジュールも決まってる。
やはり疲れるよねー。
私はすーを見ていて、発達特性を持つ子を我が身に置き換えて考えるなら、なんだろう?
どうすれば、彼らの苦労が身に染みて理解できるだろう、と考えました。
授業中は、
留学したての留学生。
やる気はあるし、めちゃくちゃ集中すれば、理解もできるかもしれないけど、長時間は無理。
書くのが苦手なのは、
ほんとは、右利きなのに、左手で書けって言われてる。
切り替えの苦手さや、なかなか行動に移せないのは、
なんか、ギアとエンジンと車体がチグハグな車?
うまく発進させないとエンストするし、パーキングに入れたつもりがバックしたり、エンジン小さいのに車体がメチャ重いとか。
車のたとえはいいか悪いかわからないけど、本人はエンジンかけてるのにかからんなーってときあるし、
上手に半クラッチで出発出来るように、環境調整してあげたり、
(うまくできなくてガコガコしたり→癇癪?)
ギアが正常に利くよう、薬を活用したりみたいな。
うまく説明できないけど、みんなアクセル踏めばビューんって進むのに、今は動かすのにエライ手間と気を使う状態って感じ?
ただの怠けやわがままって思われがちだから、変な例えでも、
ああ、自分もその状態なら辛いわ、そりゃそうなるわって共感できるといいな、と思います。
留学生ネタは、授業参観の時思い付きました。
最初は、言葉のわからない会議に参加してるみたいって思いましたよ。
分からないけど、参加はしないといけない、ただ離席しないよう頑張る苦痛な時間。
利き手じゃない手で書かされるのと同じ苦痛、はTwitterである方が呟いていて、これだ!と思いました。
車の例えは今日先生と話して、
あ、すーってこんな感じ?
って思い付いたので、書き記しました。
理解と共感の参考になればうれしいです!